2005年02月21日

『デスノート』page58は804文字

 ふと思ったにゃんが、以前に比べると単純に物語を楽しむことができなくなっているような気がするにゃん。月とLの心理戦とか、松田さんの清涼剤的なギャグであるとか、小畑先生の神作画とか、そういった部分を素直に楽しめば良いものを、「この原作者だから」とか「編集側がさせないから有り得ない」とか「コミックスの収録数的に」とか、そういう角度から眺めてしまうと、それはそれで楽しいにゃんが、寂しくなるときもあるにゃんね。

 近年は読者の読解力もレベルアップしており、これはそれゆえの現象かもしれないにゃんが、作品を正面から見るだけでは満足できなくなっているにゃんね。だから、もっとグローバルな見知から分析したくなるにゃんね。決して、にゃおーが捻くれているわけではないにゃん。自然の摂理なのにゃん。いや、本当に。

 さて。
 そんなこんなで、今週の感想だにゃー。

  

<ワタリの持っている全データが消去されたことから、Lはワタリが死んだと認識する。その直後、L自身も倒れる。それによりレムも砂となった。総一郎らはLを病院へと搬送するが、助けることはできず。月は勝ったことを実感する>

 レムの死で1週、ワタリの死で2週、Lの死で4週くらいはかけることが可能だったろうに、実質2週でこれらのキャラを一掃。しかも、それらの死の衝撃をも上回る月の凶悪な表情で読者を爆笑の渦に……ではなく、大きなカタルシスを与えたにゃん。というか、重要キャラクターの死がどうでも良くなるような表情を描ける小畑先生は本当に凄いにゃんね。



この煽りは狙っているとしか。


 「僕は新世界の神となる」

 声に出して読めば読むほど、噛み締めれば噛み締めるほど面白いセリフにゃんね。

 なお、今週は文章ではなく作画で心理描写をしているページが多くあったので、文字数は804文字と少な目。恐らく、連載が始まってから一番文字数の少なかった回かもしれないにゃん。しかし、重要キャラが一気に逝った為に内容は濃かったり。

 最近は火口のようなあからさまなキャラは除いて、主要キャラが死んでいなかっただけに、ここにきて一気にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!という感じにゃんね。それにしたって、3人は殺りすぎにゃんが(笑)

 前回、ワタリの異変でヒキを作っていたのは、今回でLを殺してしまうからで、作者は先週のうちにワタリにスポットライトを当ててあげていたにゃんねぇ。今週、同時に殺していたら、ワタリの存在感は完璧になくなっていたにゃんから。この辺りの構成の上手さはさすがといったところ。ワタリだけでも残しておけば、まだまだ物語は含ませられたろうに、その潔さは見事だにゃん。え? レム?? レムについては合掌。

 ここで今回の伏線などを整理。

 ●死神の殺し方の伏線消化。
 ●月の拾ったレムノート。
 ●L死亡の真偽。
 ●「が…… ま……」(124頁)

 一番気になるのは、やはりL死亡の真偽。これは連載が続くか否かという問題にも繋がってくるので、なんとか生存の方向で考えてみたいにゃんが、考えれば考えるほど死んでいるにゃんよね……。



が……間に合わなかった……?

 瞳孔開いちゃってるし、いくらLとは言えモノローグで演技をするとも考えにくいにゃんよ。まず必然性がないし、意味もないにゃん。

 「地獄の底から帰ってきたぜ!」と華麗に蘇生するのがジャンプパターンにゃんが、それを悉く裏切ってきたのがデスノート。復活がないことで、死の重み命の重要性を暗に描いてきているにゃん。そう考えると、やはりこのLは死んでいると考えた方がいいにゃんね。

 とすると、ここは素直に物語は終焉に向かっていると考えていいのか? 1巻に書かれた「二人の選ばれし者の壮絶な戦い」は、もうじき終わるのか?

 これについてのにゃおーの見解は前者のみ否。前から言っていることにゃんが、今のジャンプに人気連載漫画『デスノート』を7巻程度で終わらせる程の手駒の余裕があるとは思えないにゃん(参考:『HUNTER×HUNTER』)。

 となると答えは一つ。「二人の選ばれし者の戦いは終わった。しかし、それは新たなる戦いの序曲に過ぎなかった」、と地の文を繋げればいいにゃん! これで堂々と物語を続けることができる!! ……まぁ、にゃおーが文章で書くと全然しっくりこないのがなんとも悲しいにゃんが、それに近いような展開を向かえるのではないかと予想。

 で、次回以降に描かれるのは

●ミサ(死神の目)の利用。
●Lは死後も何らかの策を立てている。
●アイバーとウエディ。

 の辺りかにゃー。ワタリという伏線は読者が要求するよりも先に原作者自らが消化してくれたので、新キャラの登場か、アイバーかウエディの再登場か。いずれにせよ、目が離せないのは確かだにゃん。

 それではまた来週。

  

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