2005年05月09日

『デスノート』page62の感想

 今週の『デスノート』はpage62『決断』だったにゃん。

 例によって以下はネタバレ感想。

  

 <誘拐された粧裕。犯人からの要求はデスノートとの交換であった。話し合う一同。総一郎は指定された通りロサンゼルスへ飛び立つ>

 セリフの量は多かったにゃんが、展開速度の方は相変わらずスローペース。1部の頃に比べて展開を遅くする分、余韻だとか背景描写などに力を入れているという感じかにゃー。以前だったら、粧裕誘拐で1話かけたら次週には取り戻すか、殺されるかしていたような気がするにゃん。

 その余韻のなさ、問答無用さが本作の魅力であったとも思うにゃんが、この辺りは編集の方から「腰を据えてじっくり」とでも要望がきているのかにゃー?

 まぁ、それはさておくとして、今週の感想にゃんが、もうちょい1部の頃の空気を大事にして欲しいと思ったにゃんよ。最初からピンチになっている月、肝心な部分でポカをするメロ、スパイに入られているニア、どのキャラも隙があって歯がゆいというか。なんか「違う」という気が凄くするにゃん。

 いや、こういった隙があるからこそ物語は進んでいくのかもしれないにゃんが、月やニアについてはもっと完璧であって欲しかった。少なくとも1部の月だったら、こんなピンチに追い込まれることはなかったように思うにゃん。

 そんなわけで、やはり何処か違和感のある『デスノート』第2部。1部のときのような月vsLというわかりやすい構図がなく、なんとなく宙ぶらりんな感じ。月本人が敵のことを認識していないからか、大場つぐみの所為なのかはわからないにゃんが、ダラダラとして作品に締まりがないにゃんよ。

 ただ、そんな中でも一応夜神月らしい部分は残っており、にゃおーが今回面白いと思ったのは「自分たちはキラに殺されていないのだから、この中にキラ関係者はいない」という理屈。発想の逆転というか、うまい具合に処理したなーと。これがフィクションでなかったら、完璧な理屈になっていたにゃんね(笑)

 あと光っているなーと思ったのはギャグの部分。これまでの『デスノート』のギャグといえば、小畑健氏の超原画による過剰演出。



 「夜神総一郎の装甲車両テレビ局アタック」から始まり、「計画通り」、「Lに表情でキラだと確信される月」など画力によるものが多かったにゃんが、今回は大場つぐみ頑張ったにゃんよ。



絶妙すぎる突っ込みのリューク。


すごく楽しそうなリューク。読者も多分楽しい。

 全体的に暗くハードな作品ながらも、リュークという清涼剤をうまく活用しており、なかなか笑える作りになっていたにゃん。特に最近のリュークは「読者の代弁者」にも思えてより一層味わい深いというか。
 読者の突っ込みとリュークの突っ込みがシンクロすることが多く、それが笑いを引き起こしているにゃんね。いやはや、何処まで計算しているのかはわからにゃいが、大したものにゃん。

 そんなこんなで、いろんな意味で新たな展開を見せてきた『デスノート』。当サイトでは引き続き注目していきたいと思いますにゃん。

  

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