2005年05月14日
T DORAGON QUEST(ドラゴンオエスト)
今回紹介させて頂く作品はこちら。

恐らくクローンゲーム史上で一番有名と思われる『T-DORAGON QUEST(通称ドラゴンオエスト)』シリーズの1作目に当たる作品にゃん。なお、続編であるIIについては、次の機会にご紹介させて頂きますにゃん。
いや、作品そのものは2001年くらいには知っていたにゃんよ。当時、sawadaspecial.comさんの方で紹介されていたのを見てプレイしていたにゃん。それから4年、ひょんなことからクローンゲームの紹介コーナーを始めたので、こうして綴っているというわけにゃん。
まぁ有名な作品ではあるので今更感は凄くあるにゃんが、基本を押さえておくことは重要かなぁというわけでいきますにゃんよ。

ご覧の通り、『ドラゴンクエスト』をモチーフとした作品にゃん。基本システムは『ドラクエ』にゃんが、シナリオの方は完全オリジナル。またシステムの方も、オリジナルの要素が付け加えられているにゃん。
まず驚かされるのが非常に『ドラクエ』しているというところ。まるでドラゴンクエストツクールみたいなツールが存在するかのような精巧さで、しっかりと作られているにゃん。それはグラフィックから始まり、テキスト表示のBEEP音、音楽、演出などにいたるまで。再現度の高さだけでも感動できるほどにゃん。
さらにはそれを上回る気概でもって半透明ウインドウやら、5人パーティーやらといったシステムを付け加えているにゃんね。

戦闘の難易度はとても高め。レベル1の状態ではスライムにさえ苦戦するというバランスで、宿屋とフィールドとの往復を余儀なくされるにゃん。画面ではドラキーが出ているにゃんが、こうなるとさらにキツイ。全滅は必至にゃん。
ただ、システムの完成度の高さがそれを苦にしないにゃん。苦戦しつつも、全滅しつつも、先に進めてみようと思わせる面白さがあるにゃんね。
シナリオの方も本家に負けない出来になっているにゃんよ。いや、Iについては内容短いし、いろいろと不満部分もあるにゃんが、感性という部分でとても光る物があるとにゃおーは思ったにゃん。
たとえば家族パーティ。本家の『ドラクエV』でも家族パーティはあったにゃんが、それより以前に本作で実現していたというわけにゃん。妹と一緒に戦ったり、母親と一緒に戦ったというのは、ほのぼのというかアットホームな感じがして良かったにゃんね。
たとえば5人パーティ。上でも少し触れたにゃんが、本作は最大で5人パーティになっているにゃん。これは本家ドラクエをプレイした人に対するミスリードにもなっており、なかなか面白味のある試みだと思ったにゃんね。4人で満員かと思いきや、実は5人目が加わるという意外性。
そして、グラフィック。本家のを吸い出しているのかと思いきや、実はそうではないらしく、よくみると微妙に違っているのがわかるにゃん。この辺りの拘りは芸術的で、よくやるなぁというのが素直な感想。『ドラクエ』のドットを自分の物にしなければできない技にゃん。
さらには音楽の再現性。これも本家のに比べるとアレンジがされており、なかなか聞き応えるのあるものになっているにゃん。一部でオリジナル曲も使っているにゃんが、大体は既成のドラクエ音楽を使用しており、曲数も多いにゃん。特に戦闘音楽が雑魚で4曲用意されているのが印象的。場面によって「2の戦闘音楽」だったり、「3の戦闘音楽」だったりと変化するのが楽しかったにゃん。
とまぁ、良いところは多いにゃんが、如何せん14年前の作品というのはあるにゃん(笑)
そんなわけで、このシリーズの評価が圧倒的に高まるのは続編である『T DORAGON QUEST II』の存在があるからで。この作品についてはあくまで前身、試作といったニュアンスが強いにゃんよ。
だので、そういったところを踏まえつつプレイすると楽しめるかなーと思いますにゃん。
なお、諸般の事情により公式サイトでの公開は終了しているにゃんが、探せばすぐに入手できますので、興味のある方は自己責任で探してみてくださいにゃん。
続く。
2005年04月07日
珍闘
今回紹介させて頂く作品はこちら。

週刊少年ジャンプ誌上に残る問題作『珍遊記』を原作とした格闘ゲームにゃん。
……。
いや、21世紀にもなってこんな形で『珍遊記』の名前を聞くことになろうとは思わなかったにゃんよ。何かの漫画を原作として格闘ゲームを作ろうという発想はアリだと思うにゃんが、まさか『珍遊記』を選ぶとは。そのセンスに脱帽にゃんね。
『珍遊記』というのは1990年の49号から、1992年の13号に渡って連載された漫☆画太郎氏のデビュー作であり問題作。これまでの既成概念から外れた絵柄で「ヘタウマ」というジャンルを確立し一世風靡したにゃんが、1年ほどで飽きられて打ち切り。コミックス全6巻の作品となっているにゃん。なお、現在はカラーページ再現の不完全版『珍遊記』が全4巻で発売中のようなので、興味のある方は探してみると良いかもしれないにゃん。
さて。
そんなわけでゲームの方の感想に入るにゃんが、一言で表現するなら「凄く真面目に作ってある良作」といったところかにゃー。作者が『珍遊記』に対してどのような思い入れがあるのかはわからにゃいが、この作品からは『珍遊記』への愛を感じたにゃんよ(笑)
『珍遊記』の原作そのものはアレな出来にゃんが、それとは反比例してこの作品はナイス。

気合の入ったオープニング(『JOJO』のパロディ)から始まって、画太郎の画風を見事に再現したグラフィック。各キャラクターの技に隠された様々な小ネタ。当時、『珍遊記』を読んでいた方はニヤリとすること間違いなしにゃんよ。

惜しむ点としてはストーリーモードを実装していないという点かにゃー。未完ということで、それが『珍遊記」のネタなのか実際にそうなのかはわからにゃいが、本作は対戦モードでしか遊ぶことができないにゃんよ。つまりは一人では遊べない。せっかくキャラ6人も作りこんであるのに……勿体にゃい。

そういうわけで、当時を思い出してノスタルジックな気分に浸れること間違いなしなので、これを読んで前のめりになった方は是非とも遊んでみてくださいにゃん。
関連リンク
■影慶工房
2005年03月31日
逆転裁判2ch
今回紹介させて頂く作品はこちら。

かの名作FLASH『逆転裁判』の続編という設定で作られたアドベンチャーゲーム。作者不詳の『逆転裁判』の作者が作っているのかと思いきや、どうやら違うスタッフのようにゃん。が、作品そのものは良く出来ており、前作にもひけをとらない完成度だったのでご紹介。

前作に比べるとFLASHの操作感がもっさりしており、多少イライラすることもあるにゃんが、内容は純正の『逆転裁判』に近く面白い。
オリジナルのシナリオが乗っているにゃんが、本家の方をに良く研究してあるにゃんよ。特にテキストの面白さは巧舟氏のテイストを見事に踏襲しており、ゲラゲラと笑えることもしばしば。小ネタの仕込みが絶妙になっているにゃんね。
プレイ時間はスムーズにいって30分くらいにゃんが、難易度が凶悪なので攻略を見ないで解こうとすると苦労するにゃん。ギミックに稚拙な部分があり、本家に比べると矛盾を突きつける爽快感に欠けることがあることは確かにゃんが、それを加味してもプレイするのをオススメする作品にゃんよ。
本家にはない「突きつける」のやり方があったりして、この作品なりのオリジナリティがあるのも◎。

素材は全てオリジナルの物を用いて作られており、この辺りは著作権に優しい感じ。「異議あり!」や「待った!」といった掛け声もオリジナルにゃん。その中でにゃおーが良いと思ったのが音楽。既存の物を用いたのか、この作品の為に作られたのかはわからないにゃんが、本家の雰囲気が出ている音色で作品を大いに盛り上げていたにゃん。特に良かったのが、追いつめる時の曲にゃんね。本家の「追いつめられて」に近い感じがしたにゃんよ。
なんというか、クローンゲームの良さ、面白さを再認識させてくれる作品にゃんね。『逆転裁判』が好きで好きで堪らない、そんな人達が力を合わせて頑張って作ったというのがヒシヒシと伝わってくるにゃんよ。
「逆転裁判面白かったから、オリジナルシナリオの同人ゲーム作ろう」という発想そのものはありがちにゃんが、すぐに頓挫してしまうのがこの手の企画。完成させただけでも大したものにゃんが、キチンと遊べる作品になっているところが素晴らしいにゃんね。
そういうわけで、さくっと遊ぶのが面白い良作にゃん。
関連リンク
■逆転裁判2ch
2005年03月26日
世界名作バトル
今回紹介させて頂く作品はこちら。

その名も『世界名作バトル』。かなり有名なので、ご存じの方も多いと思うにゃんが、基本は押さえておこうということで取り上げさせて頂くにゃん。
これまでのクローンゲームというと、「発想としては誰にでもある、しかし実際に作るとなるとシンドイ」といった物を実際にマテリアライズしてしまうマンパワーに面白さがあったにゃんが、この作品にその前提は当てはまらないにゃん。
なにせ『名作劇場』の格闘ゲーム。あの『名作劇場』の主役たちに格闘させてみたら面白いんじゃないか? という発想は誰にもなかったように思うにゃん。
かつて『Toshi-B`s image Factory』というサイトの中に、ハイジとクララを格闘させるという漫画があって爆発的なアクセスを呼んだことがあったにゃんが、それをゲームにしてしまうとはおったまげたにゃんよ。

ツールは2D格闘ツクールを使用。使えるキャラは『フランダースの犬』のネロ、『赤毛のアン』のアン、『牧場の少女カトリ』のカトリの3名。
2つの名作に並んで、なぜ「カトリ」の名があるのかはわからないにゃんが、この辺りは作者の好みなのかにゃー?
ゲーム内容はオーソドックスな2D格闘ゲーム。CPUの難易度はそこそこ高めで、適当のボタンをポチポチ押していれば勝てるという風にはなっていないにゃん。

凝っているのが攻撃方法でパトラッシュによる攻撃は勿論のこと、パトラッシュを死なせ天使に攻撃させる必殺技とか、原作をうまく使った内容になっていて面白いにゃん。
惜しいのはキャラ数が少ないことにゃんが、作業量を考えるとこの辺りに落ち着くのが無難なところなのかもしれないにゃんね。
そうそう。『名作劇場』と言えば、主人公達の内面の美しさが際立っている作品だったと思うにゃん。しかし、その美しさを光らせる為には、相応の闇も必要なわけで「残酷さや醜さの描写」というのもあったにゃんよ(カトリは除く)。
この『世界名作バトル』はそういった主人公の輝きに対するアンチテーゼなのかもしれないにゃんね。
……違うか。
関連サイト
■世界名作バトルのページ
2005年03月23日
ドラゴンクエストXP
今の更新速度ではいくらなんでも駄目だろう。何か手短に更新できて、そこそこ面白いものを……というわけで、フリーゲームのレビューコーナーを復活させてみるにゃん。
とりあえずは新作レビューをアップしつつ、過去レビューも随時追加していくという形で行きたいと思いますので、どうか皆様宜しくお願い致しますにゃん。
さて。
ある方から「アングラゲームの紹介コーナー」と言われた当コンテンツにゃんが、そんな悪名を返上しようと今回紹介させて頂く作品がコチラ。

その名も『ドラゴンクエストXP』!
例によってクローンゲームにゃん(笑) もうフリーゲームのレビューコーナーではなく、クローンゲームのレビューコーナーといっても差し支えない感じになっているにゃんが、特には気にしない方向で。
過去紹介してきた作品はみんなツクール製のRPGだったにゃんが、今回は『ドラゴンクエスト1』をモチーフとしたアクションRPG。あのストーリーを圧縮して2~3時間ほどでクリアできるように調整されているにゃん。

雰囲気的には『ゼルダの伝説』で、剣による直接攻撃とサブウェポンによる飛び道具攻撃を使って敵を倒していくというシステムになっているにゃん。で、このサブウェポンというのが『悪魔城ドラキュラ』シリーズでおなじみのアレというわけにゃんね。
そう、すなわちこの作品は『ドラゴンクエスト』のクローンではなく、『ドラクエ』と『ドラキュラ』のクロスオーバーでもあるというわけにゃん。そういうわけで、そこかしこに『ドラキュラ』の香りも入っているにゃんよ。確かに中世の世界観という意味では『ドラクエ』も『ドラキュラ』も一緒ということで、これはこれでアリなのかもしれないにゃんね(?)

ちなみに『ドラキュラ』でおなじみのアイテムクラッシュ攻撃も出来るようになっているにゃん。これの強さが凶悪的で、ゲームバランスを崩しているにゃんが、そのバランスが崩れることを前提として難度調整されているので、全体的には可。にゃおーは結構楽しめたにゃんよ。
見た目はチープな作りにゃんが、不思議な魅力を持っている作品であることは間違いなく、謎解きのギミックなんかもなかなか侮れない。なおかつ小規模にうまく纏まっていることから、オススメのフリーゲームとして紹介させて頂いたにゃんよ。
ただクリア後の隠し要素の難易度は半端ではなく、これににゃおーは挫折してしまったにゃん。レベルを上げれば誰でもクリアできるという類の作品ではなく、古き良き時代を感じさせる難易度調整。ダメージを受けても透明化しないので、連続して攻撃を喰らって即死ということもしばしば。が、そんな不条理さがなぜか憎めない心地よさを持った良作になっているにゃん。
関連サイト
■まるこーズ
クローンゲームその他のエントリー
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